1.サトウキビを収穫します
当組合では、自家農園に収穫時期を過ぎてもサトウキビを残しています。それを、製造のつど収穫してきます。そのため年間を通じて新糖をお届けしています。
2.サトウキビを搾ります
圧搾機でさとうきびを圧搾して、糖汁を搾り出します。
3.サトウキビ汁を煮詰めていきます
煮詰めていく際の温度管理が、黒糖の出来を左右します。一番、気を使う作業です。
4.煮詰めた汁を混ぜて冷まし、板に広げます
釜から濃縮された糖汁を取り出し、撹拌機で撹拌しながら冷却します。撹拌の時間は品質に大きく影響するので、そのタイミングが重要です撹拌機から取り出した糖汁が固まらないうちに、たたみ1畳半ほどの型板に流し込みます。その後は、自然冷却します。
5.固まった黒糖を板からはがします
固まった黒糖を板からはがし、さらに一晩、自然乾燥・冷却します。
6.袋に詰めたら完成です
出来上がった黒糖を袋詰めしたら完成です。
このように、黒糖の製造は、すべて手作業で行われます。従いまして、収穫されるサトウキビの種類、生育状態、時期、天候等、色々な要因で、まったく均一に製造することは、極めて難しい食品です。